心に素直に
心に素直に☆素直な心が奇跡を呼こす!素直な心が幸せの入り口です。



















小説:望遠レンズ 目次
望遠レンズは、標準レンズよりもピントを合わせるのが困難で、ほんの少しのずれも大きくなってしまうため、使用するにはそれなりの技術と経験が必要です。
例えば、未来が見える望遠レンズを天から授かった人物がいたらどうでしょうか?
最初は、扱えなかったとしても、徐々に使えるようになった時、歴史を動かすほどの大事を成すかもしれません。
これは、経済界から日本を良き方向へ導こうとする男のビジネスストーリーです。

前編

#01:見えていたもの
#02:文無し群ちゃん
#03:同窓会
#04:光の道
#05:四者会
#06:ライバル
#07:ばーちゃん
#08:勉強
#09:SSR
#10:M&A
#11:シナジー効果
#12:革命
#13:重大発表
#14:実行委員
#15:教育
#16:上場

後編

#17:休日
#18:カルチャー
#19:無用の用プロジェクト
#20:養蚕業の復活
#21:三人娘
#22:株主総会
#23:大震災
#23:宇宙へ


↑経済・企業小説ランキング参加中です。よろしければ、応援のクリックよろしくお願い致します(^_^)
comments (4) : trackback (x)
宇宙へ
坂本群馬は、この日、とあるパーティーに出席していた。そこで、ある人物と出会う。

歌江圭介という男である。
ウタエモンなどと呼ばれ、ITの風雲児としてメディアにも登場していたが、その後、粉飾決済で実刑判決を受け二年ほど塀の中に入っていた。若くして少し目立ちすぎたため、出る杭として時代に打たれてしまったのだろう。いずれにしても、時代を急ぎすぎため、クールダウンが必要だったようだ。

歌江は20キロ程痩せて塀から出てきたが、だいぶリバウンドしているようだった。
群馬は、この時、歌江と宇宙開発の話題でずいぶん盛り上がった。
年が近いせいもあったのだろう。

いろいろと派手好きな男だが、宇宙への夢は本物だと感じた。

「民間で有人宇宙飛行をするには、過酷な環境に耐えらる特殊なパーツとか、宇宙飛行士の宇宙食とか、いろいろ問題もあるんですよ。でも、かなりいいところまできてるんですけどね」
「そうなんですか〜。そういえば、私の友人に、鉄加工の職人がいますよ」
「なら、今度、うちのプロジェクトチームへ遊びに来てくださいよ」
「ぜひ、近いうちに伺います」

一方、この頃、ようやくシルク健康食開発のリーダー相沢聖治率いるプロジェクトチームは、シルクの商品化までこぎつけていた。そして、どのように世に出すかという段階まできていたのだ。

後日、鉄工会社たかほ製作所社長で同級生の佐々木哲夫と、開発リーダー相沢と共に歌江のチームを訪れた。

哲夫は部品、相沢は宇宙食、それぞれの専門家と深い話しに入っていった。
逆に、群馬は歌江に、シルクについて熱く語った。
シルクに含まれるアミノ酸と桑に含まれる血糖値を抑える成分を組み合わせれば、理想の宇宙食になるだとうと考えていたのだ。
こうして、群馬の養蚕業復活の夢と歌江の宇宙への夢は、お互いに絡み合い、相乗効果が生まれ始めたのだ。

それぞれ、時間が経つのも忘れるほど語り合い、帰るころにはすっかり意気投合していた。

この半年後、歌江は民間での有人宇宙飛行に成功する。
派手に打ち上がったロケットと共に、シルクの宇宙食も話題となり、長年苦節の続いたシルクシリーズは、一気に世の脚光を浴びた。
主力商品は、シルクのサプリメントとシルク化粧品、桑茶などである。
群馬たちの長年の苦労も報われた瞬間だった。
もっとも、さらなる量産体制を整えるため、相沢チームからはうれしい悲鳴も上がることになる。
当然、養蚕施設も拡大し、養蚕業復活の第一歩を踏み出した。

シルクシリーズに引っ張り上げられるように、無用の用プロジェクトの加工食品の売り上げも跳ね上がった。
こうして、やっと農業革命の扉が開いたのだった。
群馬は、あのときの株主総会のおばあさんの顔を思い浮かべていた。経営者として、ほんの少し、株主に恩返しができたかなと思うと胸が熱くなった。

また、たかほ製作所も大きく取り上げらた。あれから、業界では「困った時のたかほ頼み」などという言葉も生まれ、いろいろな仕事が舞い込んでいるようである。
ある日、群馬は様子を見に行ってみた。

「群ちゃん、無理難題ばかりで、まいったよ〜」

哲夫はうれしそうに言っていた。


↑経済・企業小説ランキング参加中です。よろしければ、応援のクリックよろしくお願い致します(^_^)
comments (0) : trackback (x)
大震災
記憶に残る株主総会の一ヶ月後・・・。

日本は歴史的な大震災に見舞われた。

地震による被害はもちろんだが、犠牲者の多くは津波によるものであった。その上、津波は被災地沿岸にあった原子力発電所にも容赦なく襲いかかった。ニュースから流れる水素爆発を起こした原発の映像は、国民の不安を一気に煽り、海外では地震よりも津波よりも、むしろ原発に注目が集まっていた。

原発の周囲には、避難指示が出された。そんな中、さらなる放射性物質の拡散を防ぐため、自らの被曝も恐れず作業にあたった電力会社の社員たちには、国中から感謝と期待が注がれた。

このような大きな災害時には現地に行って何かできることはないかと考えがちだが、素人がやたらと現場へ行っても邪魔なだけなのだ。被災者の貴重なスペースや食べ物、飲み物を奪うだけになってしまう。これは災害時の万国共通の認識といって良い。

当然、坂本群馬もそのことは知っていたし、例え原発事故の現場へ行ったとしても何もできないことを知っていた。それゆえに、今の自分に何ができるか考えていたのだ。

経済界からは、いち早く義援金が集まり始めた。大手企業の経営者の中には億単位の寄付をするものもいた。といっても、はやりこのくらいの寄付をするのは創業者かつ経営者である。

税金対策だろうなどと言うものもいたが、群馬は相変わらずだった。
「金なんか持ってる奴が出せばいい」
こう言いながら10億を震災に寄付したのだ。また、この頃、日本一の資産家となっていたソフトバイクの勝正志社長が100億寄付したことは大きな話題となり、携帯電話をソフトバイクに乗り換える人が増えるという現象も起こっていた。

この原発事故以来、脱原発の動きが活発になり、自然エネルギーによる発電へ人々の意識は向かっていった。
今まで資金で困ったことのない電力会社が、補償問題も含め、一転して窮地に立たされるとは、世は正に無常なものだ。
そして、電力不足による計画的な停電が決行され、常にあるのが当たり前だと思っていた電気のあり方について、ひとりひとりが改めて考え直す大きなきっかけとなった。

勝は私産を投じ、自然エネルギーについて研究を進める財団を設立した。一方、群馬は主に、太陽光発電を普及させる活動を中心に行っていた。
(光の道の次は太陽光発電。つくづく光と縁があるな)などと考えながら、政界への呼びかけも行っていた。

後に群馬はこの大震災について良き経営者を育てるオモパロスアカデミアでこう語っている。
「あの時の大震災は、間違った方向へ進もうとする日本の電力会社への天からのメッセージだったと思うのです。そもそも戦争の殺人兵器としても使われていた原子力を使って発電することは、常に危険ととなり合わせでした。ですが、電力会社は絶対安全と言いながら比較的ランニングコストの安い原子力発電所を増やしていこうとしていたのです。そんな時、大震災で原発の危険性を人々は改めて思い知らされることとなりました。あの時にソフトバイクの創業者である勝正志さんが設立した財団は、効率の良い自然エネルギー発電を次々と開発し、数年前に日本の原子力発電所はゼロになりました。私も太陽光発電に関してはずいぶん協力しましたからね(笑)。あなたたちも過去の出来事からいろいろ学ばなくてはいけません。どんなに先を見据えた経営をしていても、予期せぬ災難はふりかかるものです。そんな時こそ、メッセージを感じとるのです。そして、未来の子供たちが安心安全に暮らせる世界を思い浮かべるのです。そうすれば、天が導く道が見えてくるはずですから、あとは迷わず進むのみです!」


↑経済・企業小説ランキング参加中です。よろしければ、応援のクリックよろしくお願い致します(^_^)
comments (0) : trackback (x)
年賀状とカレンダー
もうそろそろ年賀状を作らなくてはいけない時期ですね。

準備は大丈夫ですか?

後回しにしていると、あっという間に時間が経ってしまうものです。

それと、カレンダーの準備もありますね。

私は来年もワンピースのカレンダーです。
すでに準備万端整っております(笑)

それにしてもワンピースといえば、魚人島のストーリーはパイレーツ・オブ・カリビアンにそっくりですね。

まー、結局、世にあるストーリーはだいたい似てしまうのです。

ところで、カレンダー売り場には、なぜか関連フィギュアも置かれていて思わず欲しくなってしまうのは私だけでしょうか?
売り場のマジックのひとつかもしれません。

とりあえず、年賀状とカレンダーとフィギュア?の準備はお早めに。


キャラクタートイの通販専門『キャラネット』!!




comments (0) : trackback (x)
儲けた金は一代で使う〜相続税の話〜
先日、税理士さんに相続税の話を聞きました。

現在は、五千万円+相続人×一千万円を超える資産があった場合、超えた分の10%以上を相続税として現金で納めなくてはいけません。

ですが、どうやら来年あたりからそれが下記のように変更されるようなのです。

三千万円+相続人×六百万円

なので、相続人が一人の場合、相続税の支払い義務が、資産六千万円以上だったのが、三千六百万円以上に変更されるということです。

ちなみに、相続人とは通常、配偶者と子どもの人数になります。

資産というのは、土地や建物、株や外資なども全部含まれます。

株の価格は、当人が亡くなった時の価値や過去六か月の平均などから計算されるそうです。
土地や建物も固定資産税の情報を元に計算されます。

注意すべきは、支払いは現金ということです。
また、税理士さんへの報酬など、諸経費もかかります。

もし、相続税分の現金が払えない場合、不動産や株などを売却して現金にしなくてはいけません。

私は、この話を聞いた時、単純に儲けた金は一代で使い切れということだと感じました。

子孫に残すには、もっと大切なものがあるのではないでしょうか。
例えば、思想とか生きる術とか・・・。

もともとお金をどう稼ぐかより、どう使うかが重要なのだと思うのです。
むしろ、その方がむずかしいのかもしれません。

いずれにしても、人は必ず死ぬものです。

資産をたくさん残した方は、事前に信頼できる税理士さんに相談するのが良いと思います。
やりかた次第で、控除の方法もあるようですので、余計な税金を支払わずにすむはずです。




comments (0) : trackback (x)


COPYRIGHT (C) 2012 Omphalos Co, Ltd. All Rights Reserved.